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本音化するヨーロッパ 裏切られた統合の理想 (幻冬舎新書)

,三好 範英

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作者 : 三好 範英
コレクション : 本
ISBN-10 : 4344985192
発行日 : 2018/9/27
本のタイトル : 本音化するヨーロッパ 裏切られた統合の理想 (幻冬舎新書)
平均的な顧客フィードバック : 4.2 5つ星のうち(8人の読者)
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内容紹介 アフリカからの難民をイタリアが堂々と受け入れ拒否し、EU内では政権参加するポピュリズム政党が増加、ロシアの軍事的脅威には徴兵制復活の動きで対抗する……。ギリシャの共通通貨ユーロ離脱は一応回避し、外からは一見、落ち着きを取り戻したかのように思える欧州。だが、エリートたちが懸命に目指そうとする理想とは裏腹に、普通の人々の生活レベルでの不満は鬱積し、むしろ深化していた――。9年半のベルリン特派員経験を持つ著者が、緊張の現場を丹念に取材。米・英に続く、ヨーロッパの「本音化」というべき現象が、EUの協調を崩し、世界の衝突の震源地となる! 内容(「BOOK」データベースより) アフリカからの難民をイタリアが堂々と受け入れ拒否し、EU内では政権参加するポピュリズム政党が増加、ロシアの軍事的脅威には徴兵制復活の動きで対抗する…。ギリシャの共通通貨ユーロ離脱は一応回避し、一見、落ち着きを取り戻したかのように思える欧州。だが、エリートたちが目指す理想とは裏腹に、普通の人々の不満は鬱積し、むしろ深化していた―。9年半のベルリン特派員経験を持つ著者が、緊張の現場を丹念に取材。米・英に続く、ヨーロッパの「本音化」というべき現象が、EUの協調を崩し、世界の衝突の震源地となる! 著者について 一九五九年東京都生まれ。東京大学教養学部相関社会科学分科卒。八二年、読売新聞入社。九〇~九三年、バンコク、プノンペン特派員。九七~二〇〇一年、〇六~〇八年、〇九~一三年、ベルリン特派員。現在、編集委員。著書に『特派員報告カンボジアPKO 地域紛争解決と国連』『戦後の「タブー」を清算するドイツ』(ともに亜紀書房)、『蘇る「国家」と「歴史」 ポスト冷戦20年の欧州』(芙蓉書房出版)、『メルケルと右傾化するドイツ』(光文社新書)。『ドイツリスク 「夢見る政治」が引き起こす混乱』(光文社新書)で第25回山本七平賞特別賞を受賞。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 三好/範英 1959年東京都生まれ。東京大学教養学部相関社会科学分科卒。82年、読売新聞入社。90~93年、バンコク、プノンペン特派員。97~2001年、06~08年、09~13年、ベルリン特派員。現在、編集委員。『ドイツリスク「夢見る政治」が引き起こす混乱』(光文社新書)で第25回山本七平賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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「ロシアは出て行け!」「ギリシャへの援助反対!」「難民をぶっ殺せ!」欧州人のそんな過激な「本音」のオンパレードかと思いきや、さにあらず。そんな草の根の本音を十分にくみ取りつつ、内外の危機に冷静に対処する各部門に取材した、良質なルポルタージュです。読売新聞編集員の著者によれば、現在の欧州はまことに内憂外患の日々。内にEUの動揺と極右の躍進、外からは難民の流入とロシアの脅威がある。それらの問題に取り組む機関や民間団体として本書に挙げられているのは、トルコの海を渡ってくる難民船を監視するFRONTEX(欧州国境沿岸警備機関)。ロシアの軍事介入に警戒を怠らないリトアニアの準軍事組織「リトアニア・ライフル銃兵同盟」。1日に150人の難民をさばくこともあるドイツの「連邦移民・難民庁」。昨年のドイツ連邦議会総選挙で躍進し「ドイツ国内で最も強い支持を得た」政党である「ドイツのための選択肢(AfD)」など。目の前の諸問題に淡々と、しかし真摯に取り組む彼らの姿には尊敬を念を抱きながらも、正直意外な感もおぼえます。著者によればアフリカの潜在的難民予備軍は再来年には1500万になり、とうてい各機関の地道な取り組みでどうなるものではないからです。移民難民をドイツに同化させる各種プログラムの効果も「常識的に考えて疑わしい」「移民・難民は出身国との関係を保つ傾向が強まっている。多くの難民が、結局は自分の生きる集団の価値とは異質な価値の受け入れを拒否するだろう」とのこと。インタビューで「シリアに未来はないと思う」と断言するシリア難民の女性は欧州での永住を望むが「労働許可を得られたのは200人中、最大でも10人」(難民仮宿泊所の事務局長)という就労の難しさ。欧州に来ればなんとかなると思ったアフリカ人たちには厳しい現実が待っているのです。かたや移民排斥を主張するAfDの幹部は「イスラム教は全体主義のイデオロギーだ。私はイスラム嫌いではない。自由な社会を守りたいだけだ。」と至極まっとう。議席を伸ばすのもむべなるかなという感じです。ちなみに、ドイツのマスコミも日本同様リベラル寄りで反対派による彼らへの妨害行為には寛容とのこと。「反ナチのためには時に法秩序を軽視してもかまわない、という戦後ドイツの傾向は、『反日無罪』をもじって言えば、『反ナチ無罪』とでも呼べるものだ。」と著者もそのダブスタぶりを皮肉っています。本書の後半でイギリスのジャーナリストが示す「ヨーロッパ文明そのものに関する悲観論」には日本の今後を考えさせられました。「労働力不足を補うための移民の導入だったが、その移動を止めることができなくなった」「結局そうした社会は機能しないというのが、難民危機後の結論」「ヨーロッパ人は過去の罪(植民地支配や両大戦)にとらわれており、自分自身に自信が持てないという存在論的、文明的疲労に陥っている。」移民や難民に対し真摯に向き合う現場の欧州人に敬意を抱きながらも「我々が知っている西側世界はもはや存在しない」(シュピーゲル誌)とまで書かれる欧州の危機は、外国人就労者を大量に受け入れようとしているわが国にとって多くの示唆に富んでいます。「日本は知恵を絞って、ヨーロッパの轍を踏まないようにしたいものである。」(あとがき)

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